10/14(金)

行程

小川原湖畔キャンプ場〜寺山修二記念館〜三沢航空科学館〜月見野森林公園キャンプ場

さて、朝です。2,000円どうするべきか・・・・
しばらくココをベースキャンプにして近くを見てまわろうと思っていたのですが、
こんな料金だったら連泊するわけにも行かないし、撤収作業。
小川原湖のそばの道の両側にサイトが広がるようなところで、
通り抜けていく車は結構多いのですが、人はほとんど通りませんし、
管理人が来るわけでもなく、このまま行っても大丈夫そうでしたが、
「天知る神知る我知る子知る」という言葉もあります。
キャンプ場の代金としては高いとはいえたかが2,000円、
自分の名とどちらを惜しむのだ?と考えたときにそれは自明の理であり、
ちゃんと払いに行くことにしました。
払うところが分からない、というのが第一のネックでしたが、
とりあえずVFRで走って行ってみると、一つバンガローの扉が開いていて、
中で掃除している人がいました。
それで「管理人さんですか?キャンプしたんですけど料金はどこで?」と聞いてみると、
ちょっと離れた黄色い建物の2階で、とのこと。
という訳でそこに行ってみると、おばさんに対応されて、
「どちらでキャンプされたんですか?」とのことで、
「あっち」と指差してみると、「こっちの安いほうでしたことにしときましょう」と。
何でも、この建物の近くの広場はちゃんと200円なんだそうです。
「なんだよ〜」と思いつつも、おばさんの心遣いには感謝。
私もちょっと気構え過ぎだったようです(笑)

そして、今日の目的地はすぐそこなのですが「寺山修二記念館」。
えーっと、有名な方だと思うので、その説明は省きますが、
私自身は「あしたのジョー」の力石徹の喪主だとぐらいしか認識が無く・・・
にもかかわらず、なぜココに行ったかといいますと、
チト自分で書くのも恥ずかしいのですが、彼女が書けといいますし、
彼女のハガレン好きを散々アピールしているので、自分だけ書かないわけにも行かず(^^;)
私が「少女革命ウテナ」というアニメを好きだったからです。
「少女革命ウテナ」は1997年のアニメかな?詳しい説明は割愛しますが、
かつて、その登場人物「根室教授」を自分のハンドルネームとするほど好きでした。
で、寺山修二と「少女革命ウテナ」の関係は?といいますと、
寺山修二が主宰していた演劇実験室「天井桟敷」で音楽を担当していたJ.A.シーザー氏、
その氏と、氏が主宰する演劇実験室「万有引力」が、「少女革命ウテナ」に楽曲を提供しているのです。
という訳で、寺山修二記念館外観その一
こちらは野外ステージになっています。
外観その二。いろんなタイルが貼ってあるのが分かるでしょうか?
この建物を作るときに、寺山修二に縁があった方がいろいろ描かれたタイルだそうで。
天井桟敷のタイルもあり、
入口に向かっては、私的には「少女革命ウテナ」で馴染み深い、
手による方向指示があります。
で、これまた奇妙なドア(写真撮ってないのが残念!)から入るのですが・・・
私自身にはいろいろ興味深かったのですが、
普通に何も知らない人が来たら、すぐ退散しそうなところ、でした(^^;)
私は「天井桟敷」や「万有引力」の舞台を見たことがあるわけではありませんが、
それでも「これはあれだな」と感じる部分も多く、
「少女革命ウテナ」の演出の多くが「天井桟敷」に由来していることを感じさせてくれました。

建物から、裏手にでて寺山修二の句と手型に従って森の中を歩いていくと、
大きな詩碑がありました。
それから、建物に張られたタイルを見ながらVFRのところへ戻りました。
さて・・・ここまで寺山修二についての感想をほぼ述べていませんし、
彼女のリクエストもありましたので、少し雑感を。
先の詩碑へと続く道の句に「ふるさとの訛」という部分がありますが、
言うまでも無くこれは「ふるさとの訛懐かし停車場にそを聞きにいく」が念頭にあるでしょう。
それからタイルの中に「さよならだけが人生ならば、人生なんかいりません」という物があり、こちらは
君に勧む 金屈巵
満酌 辞するを須いず
花発いて 風雨多く
人生 別離足る

という、于武陵という人の漢詩を井伏鱒二が口語訳した
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガセテオクレ
ハナニアラシノタトエモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

へのオマージュでしょう。
まぁ、それはかの松尾芭蕉だって
「国破れて山河あり」から「夏草やつはものどもが夢のあと」と詠んでいる様に、
古来からの伝統なのでしょうが、
「さよならだけが人生だ」・・・
同じく漢詩に「白髪三千丈」という物がありますが、
それに似た強調表現とも言うべきもので、
それだけ別れが人生に占めるウェイトを詠ったものだと思うので、
チト、寺山修二の「いりません」には賛同できないな、と・・・
私も浅学な物ですからそれぐらいしか感想は述べられませんです(^^;)
そうそう、「少女革命ウテナ」・・・彼女と一緒に暮らしているときに、
彼女が「KENさんの好きなものを見たい」と借りてきて、一緒に見たことがあったのですが、
さすがに今見ると、ちょっと子供っぽい部分もあるな、と感じました。
恥の上塗りのようですが、そうは言っても実家の部屋にはビデオがちゃんと全巻あります(^^;)
ビデオのパッケージからして夕方6時から普通にTV放送された物とは思えませんので、
ちゃんと内容を見る覚悟が無ければ探さないことをお勧めします(^^;)

(この日記は2006/2/14に書きました)

本日の走行距離

99.5km

本日の宿

月見野森林公園キャンプ場
雨にて炊事棟にテント無で寝ました。

本日の家計簿


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