11/19(土)

行程

外山キャンプ場〜最上峡〜尿前の関跡〜山刀伐峠〜月山花笠ライン(途中で引き返す)〜外山キャンプ場

今日も天気が悪い予報でした。
そんなざんざん降りというわけでは無いのですが、降ったりやんだり・・・
さらに降ってくるのが半分雪交じりだったりします。
弘前に移動した日より10日ぐらいずっと天気が悪く・・・
本当に「八大竜王雨やめたまえ」という感じです。
もう寒いし・・・負けそうになって「彼女の家まで戻ろうかな」とか、
「今日は日記の更新でもしてようかな」と思ったりします。
ナビで彼女の家を検索してみると、ここより道路探索で約430km、7時間半と言ってます。
430kmで7時間半ってどういう計算なんでしょうね・・・
60km/h近いんですけど・・・これまで走っていた平均でそれくらいということでしょうか?
高速道路とか全く使ってないんですけど・・・(笑)
さて、色々迷ったものの一部青空が見えていたこともあり、
またせっかくここにいるのだし、という思いもあって予定通り走ってみることにしました。

出発していきなり小指の感覚がなくなってくる・・・
コンビニのホットコーヒーで暖めよう!と思って走ります。
途中から道に一部シャーベット状の雪が出てくるようになってきました。
そこを踏まないように慎重に走り、国道47号との交差点の角にセブンイレブンを発見。
朝ご飯がてら冷たくなった指を暖めます。
体の方は問題ないんですけどね・・・グローブ、ずっとレイングローブして走っているんですけど、
レイングローブといっても「濡れても大丈夫」なだけで、防水加工ではないので水が染みてくるわけで、
指の温度が奪われて、それが一番つらいです。
さて、今日は月山の麓と最上川沿いを走る予定で、
先に月山の方へ行こうかと思っていたのですが、最上川はこの国道47号を走ればいいので、
せっかくその47沿いにいるわけですから、先に走ってみることにしました。

外山キャンプ場へのアクセス道路もそうだったのですが、
この最上川沿いもまだ紅葉が残っていて、冬山の装いではなく眺めを楽しみながら走ります。
最上川というと、「五月雨をあつめて早し最上川」、日本三大急流のひとつです。
流れが速いかどうかは川岸まで降りたわけではないので良くわからないのですが、
五月雨ではなくともここしばらくの雨を集めて流量は増しているようでした。
あと、川下りの船も結構多いようでした。
しばらく走ってまた指が冷たくなってきたので道の駅とざわで休憩。
で、駐車場から最上川を撮ってみました。
コーヒー買おうかな、とも思ったものの、無駄遣いだしトイレが近くなると思ってキャンセル。
そうそう、ここの道の駅は朝鮮風です。
由来は特に建物の方へは行かなかったし良くわからないのですが・・・
駐車場もロータリーを経由して入らねばならず、すこし入りづらかったです。

ツーリングマップルにて少し先に芭蕉が川下りに乗船した地があるとの事、そこを目指して走ります。
行ってみると川原にそれに関連するような船らしきものがありましたが、
それ以外は特に何もなし、河川名表示板の下に表示があるだけで・・・
またこの看板の裏は「日本海まで○○km」とかで。景色はいいんですが。
「奥の細道」でも有名な地だろうに、ここまで整備されてないのも珍しく、少しびっくりでした。
探せば何かあったのかなぁ・・・?夜帰ってくるときに、そちらの車線はなにか看板がありましたが。
それから新庄市内を抜けて、鳴子峡のほうへ向かいます。
途中「圧雪 凍結 滑り止め必要」という感じの警告が出てきて、「やべぇ〜」と思いながら・・・
また指の感覚がなくなってくるし、雪も少し降ってくるし、
「白瀬中尉が大和雪原で引き返した決断を思い出せ!」という感じ。
まぁ、路面にまで雪が積もってはいなかったのですが凍結が怖く、
「自販機があったらそこで休憩して引き返すか」と思ってしばらく走ります。
何しろ、Uターン出来そうな路側帯とかは雪が積もっていて普通に走るより逆に怖いですし。
少し走ると、うまいことに何とか茶屋という、地域の物産館みたいなところがあったのでそこで休憩。
コーヒーでは表面積が少ないので表面積が広いレモンティーで手を温めます。
結構雪が降っていて、写真撮ろうかと思ったものの休憩しているうちにやんで来ました。
ここでご飯を食べるつもりは無かったのですが(さっきコンビニで食ったばかりだし・・・)
「体冷えるし、エネルギー源は必要だな!」と思って(^^;)館内へ。
食堂もあったみたいですが本格的に食べるつもりは無かったので軽食出してるほうへ。
レジの前に立って財布だし、メニュー少し見てると、
ちょっとの隙間からおばちゃんがレジに野菜を出して先に会計されるのでムカッ。
結局鮎の塩焼きを食べましたが、「食べますか?持ち帰りますか?」とかおばちゃん言うし・・・
おいおい、今時マックの高校生バイトでも「店内でお召し上がりですか?」って言うぞ、と。
昨日のお風呂のこともあったので「山形県人はマナー知らんのかな?」と思ったり。
ま、どこでもいろんな人がいるというのは当たり前なんでしょうけど、
接する人がそこの土地を代表してるように感じるのもまた事実・・・
だけど、反面教師なのかもしれない・・・鹿児島ナンバー背負ってるわけで。
話し掛けられてもうざかったりするとろくに返事しなかったりするし・・・(^^;)
さて、引き返そうと思っていたものの、雪は止んでいたので走れるところまで走ってみることにします。
目指すはやはり「奥の細道」関係の「尿前の関」と「封人の家」です。

幸い、道はそこまで山道になることも無く、雪もそれほど降ってきませんでした。
「封人の家」は一回通り過ぎてしまったので、先に「尿前の関」へ。
「そろそろナビで探索した方がいいかな〜?」と思ったころに標識と駐車帯がありました。
標識のしたのローマ字を読んでびっくり。
「にょうまえのせき?にょうぜんのせき?」と思っていたのですが、「しとまえのせき」と読むんだそうで。
こちらがその案内板。でその横に階段があるのですが、えらい急階段に見えるんですが・・・
しょうがないので行ってみましたが、見たほどには段数も無かったし長くなかったので良かったです。
降りてみると、そんな大したものは無かったのですが(お決まりの芭蕉像と歌碑とか)、
杉の木立で暗い道と関の門の組み合わせはなかなか雰囲気がありました。
見終わって階段をあがってくると、鳴子の温泉郷でしょうか、天気も良くなってきたかに思われたのですが・・・
この写真が13時39分に撮っているのですよ、で「封人の家」まであがってくるとこの天気・・・
こっちの写真は14時5分に撮っているのです、30分も経ってないのです。信じられます?
ここにとまるまでに駐車場の表示が少し見づらく、一回見過ごしてまたUターンしてきていましたが、
封人の家とは通称で、ここあたりの庄屋の家だったそうで、築300年以上だとか。
芭蕉が雨よけのために2泊したそうで、現在は重要文化財だそうです。
中も見られるようですが、お金取られるので入らずに外から眺めただけ。
ご覧の天気なのでヘルメットも取らず見学していました。
また、駐車場から遊歩道を歩いていくと分水嶺があるとの事で、こちらも見学。
ここあたりは標高が350mそこそこだそうで、そんな低地にあるのもめずらしいかな?と。

見終わったら新庄方面へ引き返し、途中から県道28号へ入ります。
なんでもこちらは芭蕉の歩いた道だそうですが、スキー場が既に営業状態だったり、
旧道の峠には芭蕉の句碑があるとの事でしたが、旧道はこういう状態でさすがに行けませんでした。
そのまま県道28号を下り、尾花沢市内へ入っていきます。
所々、融雪のための水が出ていたりして道には雪は無かったのですが、
道脇の畑等にはもう完全に雪が積もっており、これが「雪国」か、と。
雪と紅葉の組み合わせが面白くて写真撮ろうと思ったのですが、うまく停められる場所がありませんでした。
尾花沢市内に入ってくると「芭蕉10泊のまち」という表示がありましたが、
「奥の細道」でもっとも長く逗留したところだそうです。
世話を見てくれる人がいて居心地良かったからだったかな?
それから、少し前に「スイカップ」として有名になった方がこちらの出身だったような。
花傘祭りの時期に来たときに山形の情報誌でそう見かけた覚えがあります。
それからコンビニで休憩。休憩というかカイロを欲しくなったのです。
小さな貼れるタイプのものをグローブとインナーグローブの間に入れれば
小指も少しはましになるかと思ったのですが、ちっとも効果ありませんでした・・・・
それからどうしよう、と。本来は月山に行く予定を、寒さに負けて帰ろうかとも思ったのですが、
やはり予定通り行ってみることにしました・・・がこれが大失敗でした・・・!

国道347から国道112へと抜けて、日も暮れてきていたのですが、
雪が積もった山が薄明かりの中で幻想的に見えてそれは美しい光景でした。
で、112を進んでいくとだんだん標高が高くなっていき、
さっきと同じ「圧雪 凍結 滑り止め必要」との警告・・・
先ほど問題なかったのでそんなに気にしなかったのですが、
本当に吹雪になってきて道も車がとおった痕でさえシャーベット状の雪が残っているような状態。
「無理!引き返そう!」と思っても、駐車帯は本当に雪が積もっていて入れるような状態ではありません。
そんなこんなでまた先に進んでしまい・・・もう本当に無理になってきて、
しょうがないので普通に道路脇に停まって、と言っても脇は雪ですのでそんな寄れなかったのですが、
左ウィンカーを出しながら様子を見(逆輸入車なのでハザードランプが無いのはこういう時に辛いですね)、
車が通らないときに慎重にUターンして戻ります。気温はVFRの気温計でマイナス1度。
下手するとバイクでは来た道ももう通れなくなってる?とか思ったものの、案外滑らないもので・・・(^^;)
スリップ等しませんでしたが、雪がある間は左ウィンカー出しながらゆっくり走ったのでした。
キャンプ地の酒田まで残り40kmとかで、6時前には着けるかな、とか思っていたのですが、
本当に、雪国を甘く見ていました。何も無かったので良かったようなものの、
事故っていたりしたら迷惑掛けていたわけで、判断が甘かったです。反省。
ま、バイクで走れてよかったですけど。
走れなかったらどうしようか、と思ってたので・・・・

シールド閉めると雪がシャーベット上に張り付いて前が見えなくなるので、シールド開けて走ります。
雪が解けたものと鼻水(^^;)と涙(←これは誇張f^^;)が口に入ってくる中、
今日ほど車での旅だったらどんなに楽だろうと思ったことはありません。
ま・・・・そんなんでも車で旅しようなんて絶対思いませんけどね(^^;)
バイクが好きで旅してるんだしね、ただ楽だろうなぁ、と思うだけで。
雪でも未舗装路でもある程度平気だろうし・・・
それはさておき、最初の道の駅に入って休憩。
グローブやメットを脱いでタオルで拭いて、温かい飲み物で手を温めます。
それから多分朝通ってきた国道47号はそんな標高高くないし大丈夫だろうと思って、
国道13号線を北上してから47号で戻ることにしました。
途中、ENEOSのスタンドにて給油すると、終わった後に「どうですか?一服していきませんか?コーヒーでも淹れますよ」と
そこの親父さんに声を掛けてもらったので甘えることにします。
休憩所に山形のENEOSの女性スタッフが、全国の系統関係無しのサービススタンドの女性スタッフのコンテストで最優秀を取った、
と言う新聞記事の拡大コピーが張ってありました。
このスタンドではなかったようですが、状況が状況とはいえ、コーヒーを飲ませてもらったのは初めてですね。感謝。
それで出発の前に親父さんに「気温に注意して、0度以下になると路面が凍結するから」とアドバイスをもらい、
お礼を行って出発します。

途中、気温0度になることはあったのですが、凍結はしていないようでした。
13号から47号へ入り、ひたすら走ります。
そして朝もご飯食べたセブンイレブンでおでんを買って晩御飯。
彼女には22日の火曜日辺りに帰ってくるかも、と言ってあったのですが、
もう明日帰ろうと思って、あとメールしてないから心配してるかなと思ってTELしました。
なんだかうとうとしてみたいで、「ついたよ」「どこに?」「部屋のした」と悪戯してみると、
「うそっ!」と言ってすごいハイテンションになりました。私は「ウソ」と言ったのに聞いてないし(笑)
で、「どうしよう、部屋すごい散らかってる・・・」とか言ってるので「ウソですよ〜」と何回も言ったら
やっと聞こえたようですごい沈黙・・・「もしもーし」と何回も言ってると「あーあ、すごいテンション下がった」と(笑)
そんなこんなで明日帰ってくると伝えてからテントに戻りました。
キャンプ場までの国道345号はさすがに通る車が少ないせいか雪がうっすらと積もっており、
慎重に走ったのですが、キャンプ場に近づくにつれて雪はなくなってきました。
朝もそうだったんですが、なんでかな?と。
特に町中からキャンプ場までは結構のぼり道走るので心配していたのですが、問題なしでした。

本日の走行距離

334.7km

本日の宿

外山キャンプ場(三泊目)

本日の家計簿

セブンイレブン朝食465円
自販機レモンティー120円
茶屋鮎の塩焼き400円
ファミリーマート休憩軽食、カイロ327円
道の駅にしかわ内自販機コーンポタージュスープ120円
ENEOS18.5L 134円/L2,474円
セブンイレブンおでん566円


11/18へ戻る 目次へ戻る 11/20へ進む