12/9(金)

行程

道の駅三芳村〜「南総里見八犬伝」伝説地めぐり〜大房岬〜道の駅きょなん

昨晩バッテリが足らずに早めに寝たので、
今日は早めに起きて、道の駅のコンセント借りて
(パクってとも言うf^^; 出来そうなところあったので)
日記書こうかな、と思い朝五時に目覚ましをセットしていたものの、
それは止めるだけのものになってしまい、結局起きたのは七時半くらいでした。
やっぱり夜露でテントが濡れているので、乾かして出発したのは9時半くらい。
お腹もすいていたし、道の駅の食堂で何か食べようかな、とも思ったものの、
時間が時間だけに開いてたことは開いていたのですが、
食事を出しているか微妙だったので、そのまま出発します。

今日は「南総里見八犬伝」の伝説地巡りをします。
この道の駅三芳村の村内案内板にあったのと、
ツーリングマップルに小さな文字で載っていた三ヶ所、計四ヶ所ですね。
まず行ったのが、道の駅の案内板にあった「滝田城址」です。
何でも「伏姫と八房の像」があるとのことです。
県道から農道みたいな道に入るのですが、その入り口にもちゃんと案内標識があり、
農道に入ってからも小さいながらも案内がありました。
農道走るのは少しの距離なんですけど、ちゃんと舗装路。
小さな駐車場はしまった感じでしたが未舗装だったかな。
城址へはそこから遊歩道で460m歩くんだそうです。
せっかくだから行って見ました。

ここあたりは黒潮のおかげで気候が暖かいからか、
少しこれまでと植生が違って、竹が多めに生えていました。
と言っても、鹿児島に生えているような太い孟宗竹では無く、
細めの竹でした。道は登りもあったり平坦路もあったりしましたが、
程なく到着します。こんな山の中なので、像はどうだろう、と思ったのですが、
まぁ期待通りというか、そんなには大きくない像でした。
伏姫と八房の像
下に銀色の玉が散らばっていますけれども、
これはもちろん「仁智礼義忠信孝悌」の八つの玉です。
また、朱塗りの望楼もあります・・・
そうそう、なぜここにこの像があるかといいますと、
ここは「南総里見八犬伝」にて伏姫の父、里見義実(よしざね)の居城であることから、
八犬伝発祥の地、とされているんだそうです。
もちろんそれは物語の中でであって、現実世界での歴史もあるのですが、
まぁそれはさほど重要ではないと思われるので割愛。
本丸跡と思われるところがここからまた200mほど行ったところにあるんだそうですが、
小さな祠があることからそこが本丸跡だと推測されるとの事で、
こっちも結局行きませんでした。

VFRに戻ってから、今度は八房伝説の地、へ行って見ます。
途中で町が変わるので、案内標識はどうだろう、と思いましたが、
「滝田城址」とは違って遊歩道の案内みたいな小さなものがあるだけでした。
それでも、ツーリングマップルをしっかり見て位置を把握していたので
見落とすことも無く、その案内もしっかり発見し、脇道に入ります。
ここの道は工事中なのかな?脇に敷き鉄板があったりで、
あまり走りやすいとは言えませんでしたが。
一回右折して到着。駐車場らしき場所は粗めの砂利だったので、
そこには入れず、車も通らなさそうなところなので道端に停めました。
ここは「犬掛」と言う地名で、八房が生まれたところだとか。
八房は地元の百姓の家に生まれ、母犬が狼に襲われ食い殺されても、
不思議に生き残り・・・飼い主の百姓は野良仕事が忙しく、
母のいない犬の育成をほぼ諦めていたのですが、なぜか逞しく成長していく。
不思議に思って夜様子を伺うと、山から狸がやってきて乳を与えている。
「狸に育てられた犬」と言うことで、その噂は村中に広まり、
やがて里見義実の耳にも届き、その犬を召し寄せて、娘、伏姫の愛犬となったという・・・
と言うわけで、ここにあるのは「八房と狸の像」
こちらは結構立派なものでしたが、成長した八房に対して乳を与えた狸の小ささが面白いですね。
隣に参道があって上に神社があるようなので、何か関係あるのかな?と思って行って見ましたが、
「春日神社」とあるだけで、普通の村社のようでした。
せっかくなので参拝してから走り出します。

今度は「伏姫籠穴」と言うところを目指してみます。
ツーリングマップルではもう県道以下と言うことで白い道路として表記され、
縮尺の問題でしょうがないのですが、場所が良く分かりません。
ナビでもよく分からず、ポイントとしても登録されていないようです。
少し迷いながらも「富山→」(とみやま、と読みます)と言う案内があって、
たしか「滝沢城址」に「八房とともに富山に登り」という説明板があったな、と思って、
その富山の方へ行ってみることにしました。
途中までは狭いながらも何とか普通の道だったんですが、
途中からは、舗装されているのはいいんですが狭い上に路面も悪い、
カーブも勾配もきつい上に、所々コケが生えてるような悪路に。
通る車もいないでしょうが、前から車が来たらかなり大変なことになっていたと思います。
迷いながらも、これで途中で止まってしまうほうが逆に大変だ、と思って進みます。
すると、少し広くて平坦な場所へ到着。
「里見八犬士終焉の地」の案内がありました。
また、ここまで「籠穴」に関する案内が全く無かったのですが、
ここに付近の案内図があってそこに「籠穴」の案内があり、
また近くには方向を書いた標識もありました。
遊歩道のようなので歩いていこうと思います。
その前に、結構きつい道走ってきたので、景色を眺めながら休憩していたのですが、
東京湾越しに富士山が見えて感動しました。
右上にかすかに写っていますが、肉眼ではもっとはっきり見えます。

そして遊歩道を歩きます。案内板ではそう遠くには見えなかったのですが、
かなり歩く羽目になりまして・・・
ちょっと歩いてから道は下り階段になり、
VFRで登ってきたのも大変でしたし、この階段を登って帰るのも大変だと思って、
かなり憤慨した上にうんざりでした。だからと言って諦められないポイントです。
階段をかなり下ると今度は道は舗装路になりました。
登ってきた道よりかなりマシな舗装で、
また舗装路があるということはVFRでもアクセスできたと言うこともであり、
ちゃんと案内があれば、と憤慨しましたが、
まぁ富士山も見られたし、終焉の地へも行けたんだし、と自分を慰めます。
舗装路もまだ着かないのかまだ着かないのか、と言う感じで結構歩きます。
途中二ヶ所くらい、何か畑のようなところがあり、
最初はネギでも植えられているのかと思ったのですが、
近くに寄ってみると花は咲いていませんでしたが水仙のようでした。
ここあたりの名産?のようです。

そんなこんなで結構歩いてやっとらしき場所に到着。
立派な門がありましたが、更にこの上に道は続いているようです。
かなりうんざりしましたが、せっかくここまで来たんだし、と自分を励まし、
脇にトイレとその屋外に水道があったので空腹を水で満たして、
門をくぐって登ります。門の脇に杖らしき木の棒があったので利用させて貰いました。
門をくぐってからの道のりはそう大したことは無く、
思ったよりあっさりと着くことが出来ました。
「伏姫籠穴」(入り口)
杉の右奥に洞穴が口を開けているのですが、
ご覧の通りその前に門扉があって鍵がかかっていました。
鍵がかかっているところを進入するのもなんですので、写真撮るだけに留めておきます。
ま・・・人っ子一人見かけない幽山深谷の中でして・・・
そんなんなかで、洞穴に入っていく勇気がないということもあります(^^;)
近くにあった説明板を読んで退散します。
説明板にあったのですが、当然「南総里見八犬伝」は創作物語なわけですが、
その物語の中の舞台がこうして実在すると言うのも不思議なことで・・・
誰が作ったかとか言うことは分かっていないんだそうです。

門を出て、もう一回喉を潤してから来た道戻ります。
杖はそのまま借りることにしました。
ちょうど12:00くらいにここを出発したのですが、
舗装路を歩いたのが17分間、VFRについたときには12:45でした。
舗装路は緩やかな登りながらも普通に歩けたのですが、
遊歩道は登り階段にてもう息も切れ切れ、休み休みでした(^^;)
そんなこんなで、往復で言うと大体4km位になるかもしれません。
VFRを停めていた広場には、東屋やベンチもあるので休憩して、
息を整えてから山を下ります。

この山にはみかん畑が多くあるようで、
ちょうど良さそうなみかんが道路わきには余りありませんでしたが、
少し遠くに見えたりします。誰かくれたりしないかな、と思ったものの、
人影すら見えないような有様でした(^^;)
山を下ると県道89号線から道の駅「富楽里とみやま」へ。
ここの二階には漁協直営と言う「網納屋」と言うレストランがあるので、
ここでご飯を食べることにします。
ここも魚介類を中心にいろいろメニューがありましたが、
刺身のほかにエビとアナゴの天ぷらもついているのに惹かれて、
「B定食」にしてみました。ちなみに1,500円。
その料金だから当たり前ですが、エビは一尾でアナゴも切り身。
刺身は3種類二切れずつと、アジの「なめろう」とか言う、
つくねというかミンチと言うか、ハンバーグの元みたいなものが出てきました。
なんか、刺身からしてあまり美味しくなかったような気がします。
お腹すいていたから大概のものは美味しく食べられるはずなんですが。
従業員が4人くらい、暇そうに固まっておしゃべりしてるところで、
お茶のおかわりも淹れに来ないところでしたので、
それも少し影響したかもしれません(笑)

それだけでは少し足りなかったので、
軽食コーナーへ行ってソフトクリームを購入します。
2階の案内所の前にパソコンが2台置いてあったので、
「インターネットできるのかな?」と思ってみていると、
どうやらここは無線LANのポイントがある様子。
ここまでキャンプした道の駅二つ、エッジが圏外で、
日記は書いていたもののアップをしていなかったので、
自分のパソコンを持ってきて、無線LANの設定をしてアップロードしました。
何しろ、長野を出るときの日記にて「これ以上遅れないように頑張りたい」と書いてるし、
結構真面目に書いてるんです。一日に一日分でも書けば、
これ以上遅れることはないということにもなりますしね。
さて、アップロードが終わるとやっぱりマックスジョージアを飲んでから出発です。

目指すは、ちょっと突き出した、と言うくらいの「大房岬」。
その根元あたりに「道の駅とみうら」があるので、こちらの偵察もしましたが、
キャンプは無理かな、と言う感じでした。
そこから海岸線を通って岬に向かいますが、
キャンプ場らしきところも、延々と(詳しくは忘れましたが夏以外の期間)
「キャンプ禁止」と看板が立っており「厳しいな〜」と。
まぁ私はあんまり海岸とか砂浜でのキャンプってしないほうですけど。
今の時期は分かりませんが、やっぱり若者とか来やすそうな場所ですもんね。
岬には入って進んでいくと、駐車場がありましたが、
とりあえずその先へも道は続いていたので進んでみます。
ところがそちらはホテルになったので、
戻って駐車場にVFRを停めます。
駐車場の片隅に、案内所みたいなところがあり、
人はいなかったのですが、岬の地図があったのでそれを貰って遊歩道を歩きます。

大房岬

小さな岬ではありますが、結構くまなく歩き回ったこともあって、
15:00位から一時間半くらいかかりました。
こりゃ、今日はツーリングではなくてハイキングの日だな、と思うことで・・・
写真にもありますが、ここはかつて要塞だったところで、
そのおかげと言っては少し皮肉かもしれませんが、
一般人の立ち入りが規制され、開発があまり進まなかったとか。
少年自然の家やビジターセンターはありますが、
芝生の広場が多くて気持ちのいいところでした。
キャンプ場もあるのですが、たぶん少年自然の家付属のもので、
すると当日申し込みとかNGでしょうから、何も聞かずに戻ってきました。
戻ってくると、駐車場に五木ひろしの宣伝が側面にでかでかと載ってるトラックが。
下のホテルの駐車場でも見たので、今日ディナーショーでもあるのでしょうか。
さて、もう夕方ですから泊まる場所のことを考えないといけないのですが、
結構歩き回って汗をかいたので今日はお風呂に入ろうかと思います。
昨日、昼ごはんを食べた「ばんや」の向かいに温泉があったのを思い出し、
お風呂入って、泊まりは道の駅きょなん、と言うことにしました。

そこの駐車場について、今日は金星が明るく見える日だと
i-modeのウェザーニュースで言っていたことを思い出し、空を見上げます。
金星も確かに明るく(-4.7等星だとか)見えましたが、
それ以上に空の青さと夕焼けの対比がなんとも言えず感動。
お風呂は天然温泉ではなく人口の炭酸泉だそうで、
浴槽が二つと洗い場があるだけのシンプルなところでした。
一緒に入っていた方が「ぬるいでしょ?」と話しかけてくるくらい、ぬるめのお湯でしたが、
受付のカウンターに「炭酸泉は2度ほど高く感じるのでぬるめにしてある」との説明もあり、
しかしその方は「いつもよりぬるい」とも言っていましたので、
そうなのかもしれません。ま、上がって寒くなると言うほどではありません。
で、ここでは昨日の「ばんや」と同じメニューで食事を出してくれるらしいのですが、
迷いながらも、昨日食べてるし、すごく美味しかったわけでもないし、
今日は肉食うか、と思って外に出ます。
それから、ここに来るときちょうど道の駅との間にあった
ホームセンター兼スーパーみたいなところでお買い物。
私が使っているユニフレームの、ガスカートリッジはあったので、
残り一本しかないガスボンベの補給を、と思ったのですが、
さすがにガスボンベは一般的な商品しか置いていませんでした。
味付けジンギスカン肉と、ビール、もやし、サラダと
明日の朝食にと思ってフライドチキンを買って道の駅へ。

目をつけていた空き地は思ったよりもいいところのようです。
近くの建物(町の中央公民館でした)の影で小さな火が見えたので、
タバコでも吸ってる人がいるのかな?と思ってみていましたが、
どうやらそれとも違う様子。火事になるといけないな、と思って
近づいて様子を見てみると、炭火でアルミホイルに包んだ芋を焼いてるようでした(笑)
そんなこんなで、あまり目立たないように明かりの届きにくいところを見計らって
テントの設営。風がかなり強くて大変でしたが、海が近いのでしょうがないですね。
昨晩のことがあるのでご飯も慎重に作りました。
今日買ったジンギスカン肉は250gでしたが、少し少なく感じました。
食べ終わって日記書いていても、車の出入りがなくならないな、と思って
外の様子を伺うと、公民館の二階でエアロビクスをしていました(笑)
ジンギスカンのせいかどうかは分かりませんが、
日記書いてる途中で一回トイレへ。満天の星がきれいでした。
深夜一時くらいまでかかって8日の日記を書き上げてから寝ました。

本日の走行距離

52.8km

本日の宿

道の駅きょなん(裏の空き地)

本日の家計簿

網納屋B定食1,500円
道の駅内売店ミルクソフトクリーム250円
道の駅内自販機マックスジョージア120円
大房岬内自販機メロンクリームソーダ120円
ばんやの湯入湯料500円
上記内自販機ペプシコーラ120円
ODOYA食料1,314円


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