12/4(日)

行程

西の海オートキャンプ場〜白糸の滝〜西の海オートキャンプ場

昨晩の風は夜のうちにパタッと止みました。
結構吹いていたのにこれだけ静まると言うのも不思議に感じた次第で・・・
さて、昨晩は何だかんだで0時ぐらいに寝ました。
朝は一回8時くらいに起きてから二度寝をしてしまい、
二回目起きたら11時くらいになってました(^^;)
さすがにちょっと自分でもあきれてしまい、
準備を済ませて、さっさと出発。今日は富士山麓を一周する予定です。

出発する頃に雪がちらほら降ってきましたが、さほど気にしていませんでした。
しかし、少し国道139号線に入ってあたりから吹雪の様相を呈してきて・・・
引き返そうかどうか悩みつつ、結局そのまま進んでしまい・・・
結論から言うとまたこれが大失敗だったのですが・・・
またこのパターンか、と成長しない自分にまたもや反省。
ま、それは帰る途中のことなのですが。
とりあえず進んでしまったのは、
この雪の中結構バイクとすれ違ったことも無関係ではなく、
アメリカンの二人組や、ミニバイクの集団、ソロのビッグバイクとすれ違いました。
お互い好きだなー、とメットの下で笑ってました。
そうそう、山梨に入ってから結構ピースサインされるようになりました。
北海道では常識のようにしますが、本州ではなかなかしてくれる人もおらず、
私もサイン出して無視されるのが悲しいので、自分からは出していないのですが、
山梨ではで出してくれる人と出さない人の割合は今のところ半々ぐらいです。

富岳風穴や鳴沢氷穴は以前、彼女と来たことあるので素通り。
そのまま国道139号線を南下します。
気温は最低でマイナス1度まで行きましたが、
だんだんあがってきて2度くらいになり、それとともに雪も雨に変わりました。
国道139号線を途中で県道75号に入り、白糸の滝を目指します。
途中でファミリーマートがあったので、食事休憩をしたのですが、
どうやらそこから白糸の滝はすぐのようでした。
ご飯を食べ終わってから、無料駐車場の看板があったところへ移動。
すぐそこなんですけどね。
お土産店の経営する駐車場もたくさんあったようですが、
無料駐車場があるのはありがたく、観光地たるものこうでなければ!と思った次第。
駐車場に案内板があり、滝二つはもちろんですが、「曽我兄弟云々」とあります。
曽我兄弟というと、鹿児島に「曽我どんの傘焼き」と言う行事があり、それ関係かな?と。
行事の詳しい由来は「兄弟の仇討ちから来てる」ぐらいにしか覚えてなかったので、
鹿児島関連の兄弟なのかな?とこの時は思ってました(^^;)

駐車場から「曽我橋」と言うつり橋を渡ると、
お土産屋が並んでいるところを抜けて滝へ行けるようです。
お土産屋は買う気がなければ客引きがうるさいだけの存在ですが、
ここあたりのお土産屋はちっとも客引きをすることもなく、
またお店の前にアーケード状に屋根を設けていてくれるので、
雨に降られることもなく、ここではありがたく思ったのでした(笑)
さて、歩いていくと「音止めの滝」へ。
なんというか、少し違うかもしれませんが雷が落ちるような独特の音がする滝でした。
最初見たときは気づかなかったのですが、
帰ってくるときに気づいた案内板によると、
その曽我兄弟のあだ討ちに際して、兄弟が近くの隠れ岩で段取りを相談した時、
この滝の音がうるさくて密談しにくいと神に嘆くと音が止まったからなんだとか。
建久4年(約800年前)とも書いてあり、
ということはおそらく鹿児島とは関係ないな、とこのとき思ったのでした。
「曽我どんの傘焼き」自体がこの話に由来していることは間違いないと思います。

それからまた先へ進んで白糸の滝へ。
ちょっと写真が上手く行ってないかな?とも思いますが、
ごらんのように幾筋もの滝が、湾曲した崖から流れおち、
それは見事な滝でした。百名瀑の一つだそうです。
そうそう、滝というと日本三名瀑・・・華厳の滝はまず間違いなく、
袋田の滝も順当なようですが、残る一つは那智の大滝が入ってきそうで・・・
宮城県の秋保大滝を三名瀑だと挙げましたが、いろいろパターンがあるようです。
三大稲荷もそうですね。伏見稲荷がまず間違いなく、残り二つは、
豊川稲荷と祐徳稲荷が順当のようです。
ちなみにこの白糸の滝には「この上に いかなる姫か おわすらん おだまき流す 白糸の滝」と言う、
源頼朝が詠んだ歌があるそうです。

滝を見終わると、鹿児島とは関係ないともう分かってましたが、
近くに隠れ岩があるとの事で見に行ってみました。駐車場からすぐそこでした。
曽我の隠れ岩
説明板によると(写真があるのでその画像を貼れば早いのですが、容量がかなり厳しいのでf^^;)
曽我兄弟、兄の十郎祐成(すけなり)、弟の五郎時至(ときむね)の父、河津三郎祐泰(すけやす)は、
領土争いにより工藤祐経(すけつね)に暗殺された、と。
兄弟は富士の巻き狩りに工藤祐経が参加するのに乗じて仇を討つべく、
ここで密談をしたんだそうです。建久四年の出来事で、1193年との事。
岩とは言うものの、あまり岩っぽくなく、
上に登れることもありちょっとした丘と言う感じでした。

で、駐車場まで戻ってナビを起動させてみると、
近くに「曽我兄弟の墓」と表示があるのに気づき、せっかくなので行ってみました。
曽我兄弟の墓
結構道が分かりにくいところでした。
墓と言うか、供養塔のようなもので、
工藤祐経が属していた武将の陣屋があった所みたいで・・・
横に石碑があっていろいろ書いてあり、写真も撮ったのですが、
石碑の常として写真じゃ文字が読めない・・・(^^;)
ま、だいたいそんな感じだったと思います。
兄弟は仇は討てたものの、押し寄せる寄せ手についに力尽きてしまったとか。
杉の木立の中、石段を少し上っていくとあります。
また、近くに曽我八幡神社なるものもあり、
応仁天皇を主神として・・・ちと読み方を忘れたのですが、
何とかとして兄弟も祭っているんだそうです。
源頼朝が兄弟の孝心に感じて刻ませた応仁天皇の騎馬像を祭ってあるとか。
「歌舞伎、浄瑠璃として兄弟の仇討ちは盛んに演じられ」、という説明板のくだりがありましたが、
そうして考えてみると、その話のあらすじですら知らないし、
巻き狩りというのも具体的にどういうものか分からないし、
うーん・・・だめだなぁ、と思ったのでした。
とまっている車が「沼津」ナンバーで、「へぇ、結構遠いところから」と思ったのですが、
他の車も沼津ナンバーで、考えてみたらここあたり静岡県だし、
沼津ナンバーが普通のナンバーか、とも思ったりしました(^^;)

それから県道72号から国道469号を通って山麓を一周して帰る予定でした。
途中で「二合目から新五合目 凍結通行止め」の表示。
当たり前と言えば当たり前ですが・・・・
国道469号を抜け、国道138号をすこし北上すると、
前が詰まっている・・・雪も降っているし、道も登り。
どうやら、道路凍結のため普通のタイヤの車は通れない、という状態のようでした。
対向車のバンのおじさんが「やめたほうがいいよ、吹雪だよ」と言います。
またこのパターンか・・・・と。先日の山形に比べると雪の量は少ないのですが、
(考えてみると、あの時は車はバンバン走っていたな、と。さすがスタッドレス)
とまっている間に道路確認してみると、実際凍結していることもあり・・・
ここと通ってきた道の標高差は分かりませんが、
とりあえずここはUターンして、来た道を戻ることにします。

たぶん駄目だろうと思いつつ、行けるところまでと思って進みます。
国道139号に入るまでは問題なく、国道139号も朝霧高原までは大丈夫でした。
朝霧高原に入ってからはやっぱり吹雪で、気温もマイナス1度。
幸い交通量が多く雪も車が通った後にはないように見えたので、
そこをトレースしながら慎重に走ります。
途中からは標高も下がり始め、気温も1度まで回復しました。
そこで、山梨ナンバーのRVF400のライダーがもう降りて押してます。
「どこまで行くんですか?」と聞いてみると、「前に仲間がいるから大丈夫、どうも」との事。
難儀をするのは地元じゃない私のほうだと思われますが(笑)
私はそのまま乗って走ります。
するとその仲間でしょう、4,5台くらいのバイクがハザードや左ウィンカーつけながら走行。
ゆっくり走ってましたが、もうちょっと勢いあったほうが大丈夫なんじゃない?とも思いました。
その集団はどこかお店のようなところに入ったので、私はそのまま走ります。
で・・・国道から西湖に入る県道710号に入ったら・・・
こちらの道は車が通らないのですっかり雪が積もっており、
慎重に走ってもスリップするので、無理でした。
幸い、キャンプ地は歩いていけないこともないだろう、と。
詳しい距離は分かりませんが、2時間かかることはないなと思われました。
で、少し710号に入ったVFRを押しながらUターンさせ、
交差点近くの「富岳風穴」の駐車場へ。
VFRはもちろんですが、自分の足もすべるので押し歩きは結構大変でした。
Uターン中は雪を払いながら足場を確保しつつ進み、
Uターンが終わってからはエンジン掛けてゆっくり走りました。
で、駐車場にVFRを置いて、盗難、いたずらは心配ですが・・・
しょうがないので歩いて戻ります。
あわよくば、通る車に乗せていってもらおうと思ったのですが、
通る車は対向車のみで、同じ方向へ行く車は三台のみ・・・
そのうち一台は西湖のほとりについてからだったので合図しませんでしたが、
残りの二台には帽子振って合図しても停まってくれませんでした(笑)
しょうがないので、延々と歩いて戻ります。
暗くなる中、場所が場所だけに少し怖かったですが・・・
道は少し下りになっており、歩きになってからは雪も降っておらず、
VFRを押している間からそう寒くはありませんでした。
明日からしばらく天気は晴れとのこと、上手く行けば明朝にも融けるでしょう。
管理人のおばちゃんにでも頼んで連れて行ってもらうかぁ、と思ったのですが、
キャンプ地の近くにバス停があり、「富岳風穴」まで行くようなので、
明日はこれに乗っていけば大丈夫かな、と。
だいたい1時間くらいで着いたので、4キロくらい歩いたのかな。
また失敗したと言えばそうですが、ちゃんとテントまで戻れて良かったな、と。
前回(11/19)と違ってあまり悲観的にならなかったのは、
道連れといってはなんですが、結構バイクも走っていたからかな?
したくないと言っていた雪中キャンプ、図らずも体験することになりましたが、
全然問題なしでした。

本日の走行距離

113.8km

本日の宿

西の海オートキャンプ場(二泊目)

本日の家計簿

ファミリーマート昼食502円
ファミリーマートコーヒー120円
キャンプ場近く自販機レモンティー130円


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